2015年に自動車保険の料率クラスを意識した車選びをするなら

自動車に乗る以上はどんな人でも自賠責保険以外にも自動車保険に加入していますが、この保険料も毎年支払いを行いつつももう少し安くなればいいのにと思う事もあるのではないでしょうか。

保険料は自分が乗っている自動車の大きさや利用頻度、距離だけでなくどんな補償にするかといったような事だけでなく、料率クラスも関係してくるので注意したいものです。

料率クラスとは

料率クラスとはは一体なんだろうと初めて聞く人もいるかもしれませんが、これは車の型式ごとの事故実績によって決められています。
しかも一年に1回見直しがされますので、2015年であれば料率クラスはここという風に決まっています。
耳馴染みが少ない言葉ではありますが、料率クラスは対人賠償、対物賠償、障害、車両保険の４つの項目に分かれています。
そして車の型式ごとに１から９の段階に分けて料率を決定します。
自動車保険が使われずに保険金支払いの実績が少ないと数字は小さく、事故などが多く利用が多ければ数字は大きくなります。

そのため、車の型式によって毎年料率が変わります。
例を挙げれば、乗用車でもコンパクトカーは比較的料率は少なめですが、スポーツカーなどはその性質から事故を起こしやすく、東南などにも起きやすいだろうと考えられるので料率も高くなってしまいがちです。
自動車保険を選ぶ時に何故か保険料が高くなってしまったという時には料率クラスについても確認してみるといいでしょう。

料率クラスを考える

自動車保険は2015年の秋ごろからまた改定がされると言われています。
次に車を買い替える時期が来ている人は、2015年以降の料率クラスもどう変化をしていきそうか考えながら購入を検討する事で、保険料も抑えることができます。
これまでの実績から考えていくと、乗りやすい一般的な車両の方が料率クラスも小さい数字で、効果でスポーティーな車両の方が数字も大きくなりがちです。

どれぐらい違いがあるのかと言うと、１数字が変わるだけで保険料にも１．２～１．３倍ぐらい違ってきます。１と９だと３～４倍ほど保険料に違いが出てきますから、これも長年同じ車に乗り続けていくのであれば、保険料にかなりの開きが出ます。

過去の料率クラスも見ておく

掛け捨てで支払う自動車保険が多いですから、2015年だけ大丈夫ならいいというのではなく、これまでの過去の料率クラスも見ておいて、今後も比較的料率が小さいであろう車両を購入する方が自動車保険の保険料もそれほど負担にはならないでしょう。