自動車保険の契約した時のオドメーター値を変更することはできる？

自動車には必ずオドメーターというものが付いています。基本的に自動車の運転をしていると、目の前にメーターが見当たりますが、大きく分けて2種類のメーターがあることがわかります。

ひとつがオドメーターと呼ばれるもとで、購入してから通算の距離を表します。
このほどメーターはいわゆる中古車が市場でいう自動車の走行距離です。では自動車保険の契約をした時にオドメーターの値を変更することができるでしょうか。

自動車保険で勝手に変更をしたら違法

オドメーターは、自動車保険に加入するときに記載するものです。
場合によってを記載しない時もありますが記載することが多くなっています。

そのメーターの値を記載するときに、メーターを巻き戻したらどうでしょうか。
メーターを巻き戻すことは違法になりますのでやってはいけません。刑法の詐欺罪に該当してしまいます。詐欺罪は懲役10年以下ですので、気をつけましょう。

オドメーターが壊れていた場合

では、メーターが壊れてしまった場合はどうでしょうか。
この場合には新しいメーターが取り付けられている場合があります。
その場合走行距離が本来であれば50000キロを超えているにもかかわらず10000万キロなどと表示されていることになるのです。

5万キロに至る前の段階で車検があった場合、車検証には50000キロに近い距離が書かれているのに、実際には車検の後に新たに自動車保険に加入する場合10000キロと表示されているメーターは、車検の時の距離と矛盾してしまいます。
ただしこの場合はやむをえませんのでその旨保険会社の人に説明をするべきです。

結果的に言えば、意図的にをいじったメーターは違法ですが、故障なのでやむを得ない場合もありますのでその場合は申告をするのは問題ないでしょう。

オドメーターで決まる自動車保険もある

自動車を県の中にはオドメーターの距離によってきまる場合があります。
リスク細分型自動車保険です。この自動車保険は、メーターの距離が少なければ少ないほど車で事故を起こす可能性も少ないと考えられているため、走行距離が少ない人からすれば、有利な契約になります。

契約をする時には必ずメーターの値を記載しなければなりません。
メーターの値を記載するときには、そこまで正確である必要はありませんが、1000の位までは正確に書いておきましょう。

自動車保険会社も車のメーターを見に自宅に訪れることはありません。ですが事故を起こした場合などメーターを見られますので正直に申告をするべきです。