自動車保険の加入率について

現在、多くの車が利用していると思われます。首都圏であれば鉄道が至る所まで整備されているので無くても生活できますが、地方ではないと困る方が多く出てきてしまいます。通勤や買い物、通院、家族の送り迎えなどで使うので、日本には無くてはならない存在になっています。

ただ、車を利用する際に必要なものがあるのでしっかり認識しておくことが求められます。

自動車保険の必要性

車を利用する場合に必要なものは何かというと自動車保険になります。

車は便利な移動手段であることは間違いありませんが、その一方で多くの事故が起こっています。車の安全性能が向上したり、警察等による啓発活動による成果も出て、数はかなり少なくなっていますが、それでも年間約4000人の方が命を落としている現実があります。

事故を起こしてしまった場合に誰かの命を奪ったり、障害を負わせることになれば多額の賠償金が請求されてしまうので、自動車保険に加入しないのはナンセンスです。

加入率はどうなっているのか

それでは、現在の自動車保険の加入率について具体的に見ていきます。

対人賠償と対物賠償が73.8％、搭乗者傷害保険が34％、車両保険が43.2％の加入率となっています。他の保険と比較したら高いと言うことができますが、事故を引き起こしてしまうリスクを考えた場合にもっと高い加入率にならなければいけません。

億を超える賠償判決が出てきているので、対人賠償が70％前半では低いと言わざるをえません。また、搭乗者傷害保険が34％も問題です。誰かを乗せることが結構あると思われるので、搭乗者のリスクにもしっかり備える必要があります。

自動車保険の選び方

自動車保険を選ぶ際に安いだけで選ぶ方がいるようですが、それはやめたほうがいいです。何のために加入するのかをもっと考えるべきです。

安さを重視した結果、事故が起こった際に補償の適用外だったというケースがあります。若い世代の方にとっては結構な負担になるので安く抑えたい考えは理解できますが、まずは十分な補償内容になっていることが重要です。

補償内容を削るのではなく、加入方法で安く抑えることをおすすめします。
インターネット等から加入するダイレクト型があるので、安く抑えたい方はダイレクト型を選ぶようにしてください。

運転技術が高いので自動車保険であれば何でもいいという考えもダメです。
ちょっとした油断で事故が起こっているので、運転技術の高さは関係ありません。