自動車保険は契約者と保険会社による契約になります。
しかしながらその契約の手続きは大抵の場合、代理店を通して行うことになります。

代理店には、保険会社との委託契約により保険会社の代理人として保険契約を締結する権限が与えられています。

そのため、自動車保険に限らず、保険の契約を行うときは代理店選びが大切になってきます。

代理店の大まかな種類と、そのメリット・デメリットについて解説していきます。

　自動車の正規ディラー

【メリット】

保険会社がディーラー用に用意した、専用の保険商品がある点が大きなメリットです。人によっては安く保険に加入することができます。
また、土・日・祝日も店舗が営業しており休日の事故やトラブルにもすぐに対応してもらえる点は非常に安心です。

【デメリット】

保険を預けてしまうと、他の会社の自動車への乗り換えがなかなかしにくくなります。車と保険を一緒に任せている場合は利点は多いですが、他社で購入した車の事故対応は気持ちとしてなかなか心苦しくなってしまいます。

　農協の自動車保険「JA共済」

【メリット】

比較的保険料が安い点はやはりメリットだといえます。また保険会社が一斉に保険料の値上げに移行している中、JA共済はそういった流れに対し少し遅れて対応されているようです。つまり保険量の値上げや事故が起きた時の等級のペナルティが今のところは厳しくないようです。

保険料の価格の面ではお財布にやさしい保険だと言えます。

※窓口が農協になるということで、こちらで紹介しました。

【デメリット】

契約の手続き、保険内容の説明、有事の際の対応などがJAの職員さんであるという点です。もちろん人によるとは思いますが、いろんな部署を数年ごとに異動している方たちなので、保険専門のプロ比べると頼になりにくい傾向があると考えられます。
配属が変わったばかりの人に対応されてしまい、スムーズに行かずにモヤモヤさせられてしまうのは辛いですよね。