自動車保険を選ぶ前に〜料金シミュレーションで比較する

リスク細分化型が主流となり、自動車保険の保険料は大変細かく料率設定されています。
高くなりがちな保険料を見直すには、まずは補償の内容がニーズに合っていることが大前提です。

そのため、保険料だけを比較して選ぶのではなく料金シミュレーションを活用して補償内容を比較すると自分に合った保険を選びやすいと言えます。

リスク細分化型が主流の自動車保険

昨今の自動車保険の保険料は、大変細かく設定されています。
契約する際には、たくさんある項目のひとつひとつにおいて条件を設定していくことで保険料が決まります。

保険ではリスクが高い契約の保険料は高く、低リスク契約では安くなるので、申込書でひとつひとつ条件を決めていくことで最終的のその契約のリスクが量られて保険料が決まります。
これをリスクの細分化型といい、最近の任意自動車保険の主流になっています。

リスクを量る項目には、補償の大きさの他に車種や運転者の年齢条件、運転する人の範囲をどう設定するかなどがあります。

任意保険に契約する意味を考える

他の保険プランに比べて、任意自動車保険の保険料は高くなりがちです。
特に若い人が運転する契約ですと運転者の年齢条件もその人に合わせて設定しなければなりませんし、新規での契約であれは割引なしの6等級適用ですから保険料の負担はかなり大きいと言えます。
そのため大勢の人が自動車保険の保険料の節約について考えます。

しかし、任意保険に契約する意味を考えると、運転中にもしも事故を起こしてしまった場合には自賠責保険の支払い限度を超える部分については任意保険を使って相手の方への賠償責任を果たさなくてはなりません。

このように考えると、保険料の節約だけを考えて保険を選ぶのは危険です。
いざという時に補償の内容が十分でなければ自動車保険の意味を成さなくなってしまうからです。

シミュレーション活用でニーズに合ったプランを

つまり、必要な補償はしっかり確保した上でできるだけ保険料が安いプランを探すというスタンスが任意保険選びでは基本になります。
しかし、細分化されている自動車保険の保険料から自分に合ったプランを探すのはなかなか困難です。

そんな時には、料金シミュレーションの活用がおすすめです。
料金シミュレーションを使うと、セカンドカー割引や等級引継ぎなどの適用等級、車種、対人対物の補償、年齢条件、各種特約・条件などを入力することで保険料を簡単に計算することができます。
何社かのプランを一括でシミュレーションすれば、同じ補償内容で保険料の比較がしやすく便利です。