自動車保険の保険証券に「ノンフリート」という文字をみたことはありませんか。

この、ノンフリート契約とはフリートではない契約という意味です。
フリートというのは、英語のfleet（艦隊・船団・自動車隊）のことを指します。

フリート契約とは、保険契約を結んだ車が10台以上になっている契約のことです。保険料の大幅な割引がうけられます。

つまり保険料が大幅に安くなります。

保険契約の台数が9台以下（10台未満）の場合はノンフリート契約になります。

最近では3台以上持っている場合に適応されるセミフリート(ミニフリート)契約もあります。

保険会社によっては2台からセミフリート契約が可能な場合もありますので確認してみるといいですよ。

 

一般のご家庭に1番関係あるのはセミフリート(ミニフリート)契約についてご紹介します。

 

　セミフリート契約の特徴

• 家に車が3台以上ある人が対象
• 車が自家用8車種に含まれる
• 保険料が割引される
• 等級は各クルマごとに決められる
• 自動車保険の更新が1つなので楽
• 月払い割増が免除される

これらの特徴のなかのいくつかについてご説明します。

 

　車が自家用8車種に含まれる

自家用8車種 自家用普通乗用車、自家用小型乗用車、自家用軽四輪乗用車、キャンピングカーなどのこと。一般的な車は全て含まれます。

 

　保険料が多少割引される

割引率はおおむね3～5台で3％、6～9台で5％ほどになります。もちろん各保険会社ごとに差はあります。

それほど大きくありませんが、一家で加入しているそれぞれの保険の合計額を考えると

年間で３％の割引でも家計への影響は大きいと言えます。

 

　自動車保険の更新が1つなので楽

家族でバラバラに入っていた保険を一つにまとめる事になります。

そのため、更新の手続きも一度にすみ手続きの楽さも魅力になってきます。

しかし、加入の際にそれぞれの保険の始期日を統一することになります。

そのことで生じるデメリットについてもきちんと把握したうえで契約をしてください。

くわしくは　コチラ　をご確認ください。

 

　月払い割増が免除される

保険料の支払い方法には月払いと年払いがあります。

1年分の保険料を一括で支払うか月々に分割して支払うかの違いですが、

月払いを選択すると、割増料金が課せられます。

セミフリート（ミニフリート）にすると、月払いの場合でも割増料金が免除されるのが一般的です。

月払いの場合でも割増料金が課されないというのは、月々の支払を考えると非常にありがたいと思われます。