lp車の自動車保険について

現在タクシーやバスを運転して仕事がしたいと思う人やlp車に変えたいと考えている人はいるのではないでしょうか？ですが何も知らない状態では行動が出来ません。
そういった人のためにご説明します。

LPG車とは

LPG車はlp車とも呼ばれています。
これは、ディーゼルやガソリンに代わる液化石油ガスを利用して経済面や環境面で使われている自動車です。
私たちが乗っている乗用車にも使われているものはありますが、他のものだとタクシー、バス、トラック、教習車、軽自動車、フォークリフトなどがあります。
今ではLPGハイブリッド車も出ておりガソリンとLPガスのふたつの燃料を用いて効率よく走るものもあります。

自動車保険について

lp車に適用する自動車保険は普通の自動車保険と同じ内容の保険を契約できます。
自動車損害賠償責任保険、任意保険である対人・対物賠償保険、搭乗者傷害保険、自損事故保険、無保険車傷害保険、車両保険、人身傷害補償保険などがあります。
自動車損害賠償責任保険は運転をする以上必ず加入しなければいけない保険なのでlp車だろうと関係ありません。

それ以外は任意保険になるのですが対人賠償保険は加入しておくことをお薦めします。
それは万が一交通事故を起こして相手を死亡またはケガをさせてしまった場合、加入してないと全て自己負担となるからです。
事故の内容によっては賠償金が何億ということも少なくないので、それらを自己負担するとなると想像したくありません。

ですので対人賠償保険は加入しておくべき保険になります。さらに保険金額に制限をしない無制限方式を選んだほうが望ましいです。

タクシーなどの営業車の場合

タクシーなどの営業でlp車を使っていても契約できる自動車保険は同じになります。
ですがタクシーのようなお客さんを乗せる場合、対人賠償保険だけでは不備があります。
もし対人賠償保険のみでこちらが事故を起こしかつお客さんをケガさせた場合、基本的にはお客さん側には保険は下りないのでそのような場合は裁判を起こし賠償金を請求するという形になります。
ですが搭乗者傷害保険に加入しておけばお客さんがケガをしても保険会社から保険金が下りるので安心できます。
それと車両保険にも加入しておくことをお薦めします。
これは当て逃げなどで自動車を修理することになった場合、その修理代が支払われる保険です。

これからタクシー業などを考えている人で注意してほしいのは会社によって搭乗者傷害保険などの任意保険に加入しないで営業をさせるところがあるので、きちんと契約内容等を確認することが重要になります。
最後にlp車には、どの自動車保険にも加入することはできます。
ただしタクシー業などを希望している人は万が一に備えて任意保険をいくつか加入することは必要だと思います。