自動車保険は満期を過ぎてしまったらどうなるの！？

うっかり忘れて自動車保険の満期が過ぎてしまったら大変！
もしも過ぎてしまった時には、どのような対応をすればいいのでしょうか？

自動車保険の満期を過ぎてしまった！

自動車保険の満期は、自動更新のものを除けば1年ごとにやってきます。
余裕を持って更新を行っておきたいものですが、万が一満期過ぎに契約更新を忘れていたことに気付いた場合には、どうすれば良いのでしょうか。

自動車保険の満期過ぎの翌日から7日以内の場合には現在のノンフリート等級が引き継げるため、1等級プラスで更新を行うことができます。
（保険金を使用する事故をしていなかった場合）

例えば12月31日に自動車保険の契約が切れた場合、1月7日までならば等級を下げることなく契約更新が可能です。

しかし、1月8日以降になってしまうと新たに自動車保険の契約を行うことになるため、6等級から再スタートしなければなりません。等級が高い場合には、また高い保険料を払わなければならなくなります。

特に現在の保険会社では更新せずに、新たに別の保険会社と契約しようとしているときには満期日時を必ず確認し、1日も自動車保険の未加入日がないように契約するようにしましょう。万が一未加入の日に事故を起こしてしまったら「昨日まで保険に入っていた」「明日から新たな保険に加入する」というような言い訳は通用しません。

全て自分で損害を支払わなければならなくなる前に、必ず満期日を確認して契約を行うようにしましょう。

満期過ぎでも安心？

満期過ぎでも等級を下げることなく更新ができるからと言っても、安心できません。
満期過ぎの更新の場合には、通常の契約更新の時のような割引や、クレジットカードの支払いなどができなくなる可能性が高くなります。

また、満期過ぎの契約になるとネットで契約更新ができなくなり、電話やファックスで確認をとらなければならなかったりすることがあります。

うっかり更新忘れをなくすには？

自動車保険会社では、満期から2～3か月前から契約更新を受け付けているところが多くあります。まだ日にちがあるから、と安心せずに、気づいたタイミングで契約の更新を行っておきましょう。

契約更新の日にちが早ければ、保険料の値引きがある会社もあります。
また、1年ごとの契約更新ではなく、2～3年分まとめて契約をしてしまう方法もあります。

長期自動車保険と呼ばれるもので、同じ保険会社で同じ契約を行っても、長期自動車保険の方が保険料の支払額が若干安くなるというメリットもあります。

長期自動車保険を契約しておけば、2年～3年おきに一度の更新になるのでうっかり忘れてしまったということが起こりづらいです。