10代の自動車保険料は高い？20歳以下に最適な保険会社は？

自動車保険料はそれぞれの保険加入者の条件や補償の内容によって異なってくるものですが、そこでよく言われるのが「10代が加入しようとするとかなり高くつく」ということです。
実際のところ確かに50代のベテランドライバーなどとくらべると自動車保険料が高くつくことが多いのは事実です。

ではどうしてそうなっているのか、その理由と20歳以下が選ぶべき保険会社の見つけ方についてここでは触れて行きます。

10代の自動車保険料はどれくらい高いのか

まずは根本的な部分として10代の自動車保険料はどれくらい高く設定されているのかについてです。
これはもちろん補償の内容によって変わってきますからなんとも言い難い部分があるのですが、現状の相場をみると年齢設定なしの場合で年額16万円ほど、20歳以下の場合で年額7〜8万ほど、そして21歳以上で年額5〜6万円ほどとなっています。

流石に年齢制限をつけない無制限と比べれば安くなっていますが、それでも21歳を超えているかどうかで年間1〜2万円近く高くなっていることがわかります。

保険会社によっては相場よりも安く設定していることはありますが、それでも10代の人が他の年代よりも安くなるということはまずないでしょう。

どうして若い人ほど保険料が高いのか

「どうして若い人ほど収入が少ないのに保険料が高いのか」という疑問はよく出ますが、これは保険業界において「年齢が若い人はまだ車の運転に慣れておらず交通事故を起こす可能性が高いから」ということが理由になっています。

交通事故を起こす可能性が高いということは保険のお世話になる可能性が高いということですから、そうではない他の年代よりも高く設定されているわけです。
ここについては保険業界全体がそうなっていますから受け入れる他ありません。

20歳以下に最適な保険会社の見つけ方

では最後に20歳以下に最適な保険会社の見つけ方についてですが、まずポイントになるのは「通販型自動車保険を選ぶべき」という点です。

このタイプはダイレクト型とも呼ばれていますが、代理店を設置する必要がない業態であるために総じて相場よりも安い価格で保険に加入することが出来ます。

加えて「保険の内容を吟味する」ことも重要です。
例えば通勤・通学に使わないのであれば用途を日常使用に限定すれば保険料はかなり抑えられますし、対物賠償額に制限をかければさらに保険料は安くなります。

ただ対人賠償額に関しては何が起きるかわかりませんからできれば無制限に、最低でも5000万円は確保しておきたいところです。

こうした条件を事前に固めて保険会社に問い合わせるとすぐに見積もりを作ってくれますから、あとはその見積もりを見比べれば自分に最適な保険会社が見つけられるでしょう。