18歳の保険料を安くする方法とは？自動車保険の相場について

18歳の人が自動車保険に契約するとなると、運転者の年齢条件を全年齢補償にする必要があります。そのため保険料の相場が一般的にかなり高くなってしまいます。

このようなケースでは、親など家族の自動車保険契約があればセカンドカー割引や無事故の割引等級の引継ぎなどによって保険料を安く抑えられるケースがあります。

18歳の自動車保険の料金はかなり高め

任意の自動車保険では、リスクの細分型といってさまざまな項目においてひとつひとつ条件を設定して保険料を決めていきます。保険料決定に関わる要件のひとつに、運転者の年齢条件があります。

これは、何歳の人がその車を運転していた時に起こした事故をその任意保険でカバーするかを決めておくものです。年齢条件は、全ての年齢を補償する全年齢担保、21歳未満・26歳未満・30歳未満の運転者は保険の対象としない21歳未満不担保、26歳未満不担保、30歳未満不担保の4種類があります。

年齢条件においては若い運転者の方がハイリスクとされ、この4種類の中では全年齢担保の年齢条件が一番高くなります。18歳の人の新規の自動車保険では年齢条件は全年齢担保を選択しますから、保険料の相場が一番高いプランになります。

セカンドカー割引の適用

18歳の人が自動車保険に契約するにあたり、保険料を抑える方法のひとつにセカンドカー割引があります。

セカンドカー割引というのは、親など同居の親族の任意保険で無事故の割引等級が11等級以上になっている契約があれば新しく入手した車の任意保険は新規でも6等級ではなく7等級から契約できるという特典です。

7等級というのは6等級で1年間無事故で契約して継続する場合の2年目の割引等級ですから、保険料の相場が高い若い人でもお得な保険料で任意保険に契約てきます。
セカンドカー割引は1台目と2台目の保険の契約先が異なる場合でも使えますから、家族の自動車保険の等級は要チェックです。

割引率の高い無事故等級を継承

また、長年無事故で契約を継続していて割引率の高い無事故等級が適用になっている任意保険があれば、その等級を引き継いで保険料を抑えて自動車保険に契約することができます。この場合、親など無事故割引のきいている契約に対して車両を18歳の人が運転する車に入れ替える手続きをしてから契約者も子どもに変更します。

この手続きにより、無事故の割引等級が適用になっている子どもの契約が完了します。
長年契約していた任意保険の被保険車両は新規で保険に契約する必要がありますが、親などで運転者の年齢条件が30歳以上であれば18歳の年齢条件て新規契約する際の相場よりは安い保険料で契約することができます。