掛け捨て？積立？どちらがお得？|自動車保険選び

自動車保険を選ぶ時、皆さんはどんな基準で選ばれていますか。
ここ数年、自動車保険のCMが多くなって来ました。安さをうたう保険や、中高年をターゲットにした保険など多種多様になってきています。

では、この多くの保険から何を重視して、どうやって選んでいくのか考えて見ましょう。

重要なのは保険の内容

まずは、自動車保険を検討するときに重要視したいのは保険内容です。
色々と見ていると、一体どの程度の金額を掛けておけば安心なのかと分からない事ばかりです。だからといって、各種条件を全て最高レベルにしてみると恐ろしい見積金額になるものです。

では、１つ１つ見ていきましょう。
一番最初に出てくる項目は「対人対物」という項目です。

こちらは、一般的に無制限にしておくのが安心なのです。
万が一事故を起こした場合に、補償額がどこまで上がるか想像の付かない物だからです。対物は安くても良いのでは無いかと考える方も時々居られますが、高級外車が相手で有った場合家一軒分の価格の車だった。などと言う事もあり無制限にしておくのが好ましいでしょう。

どんな付帯保険や条件をつけるかも需要

自動車保険には色々な条件を選択する必要があるのですが、ここで重要なのは車両保険でしょう。新車などで事故を起こした場合に、修理費用などが出ますので車が新しい間は入っておくという方も多いのが事実です。

また、運転者限定の保険にするとお安く済むのは言う間でも有りません。
ただし、その車を利用できる方が限られてきますので、共用する場合は十分考えて条件を付ける必要があります。

そして、年齢制限というものもあります。
若い方は事故を起こしやすい為、運転者の年齢が限定される場合は安くなるので条件を付ける方が増えています。

ただし、お子さんが運転して事故を起こした場合に保険が適応されない事もあります。
この点は、忘れてはいけないでしょう。

最後に掛け捨てか積立かを考える

条件を選んで行き自動車保険料が決まった所で、初めて掛け捨てを選ぶか、積み立てを選ぶかという話しになります。

積み立て保険は２年以上の継続契約になる事が多く、特殊な扱いになります。
また、満期返戻金がどの程度戻ってくるか確認する必要があります。掛け捨てで支払った金額を、積み立て保険で支払った額から差し引いてみると差額が出てくるのです。

その差額が、満期返戻金よりも多い事がほとんどです。要するに、支払った保険金は掛け捨ての保険よりも事実上高くなっていると言う事になります。

積み立てを選ぶ方の中には、貯金感覚で利息が付いて戻ってくる様な気持ちで使われる方が多い様です。しかし、単純計算した場合、掛け捨ての自動車保険の方が安く付く場合がほとんどなのです。決定する前に、自分で計算してみて決められる事をお勧めします。