自動車保険を比較するなら…安いだけで決めてもいいのか？

現在、多くの方が車を利用していると思われます。首都圏では鉄道が至るところまで整備されていますし、本数も数分に1本というところがあるので無くても全然生活できますが、地方は車がないと生活できない方が多くいます。

通勤や通勤、買い物、家族の送り迎えの際などで便利な移動手段であることは間違いありませんが、毎年多くの事故が起こっていることを認識しなければいけません。
車の性能の向上や警察等による啓発活動の成果も出て昔よりは少なくなっていますが、現在も1年間で約4000人の方が命を落としています。

自動車保険は必須

車を利用するのであれば自動車保険に加入することが絶対に必要です。
なぜかというと、自賠責保険だけでは高額な賠償金などに対応できないからになります。自分が軽いケガをするだけならいいのですが、誰かの命を奪うことになったり、障害を負わせた場合は賠償金の責任が生じてしまいます。

近年、賠償金が高騰しており、億を超える賠償金判決が出てきています。したがって、自動車保険に加入する場合は任意保険まで加入することが求められます。

自動車保険の選び方

自動車保険を比較する際に安さで決める方がいますが、安さだけで決めてもいいのかという疑問を持っている方がいるはずです。
答えは安さだけで決めてしまうのはナンセンスです。
何のために加入するのかを考えるべきです。

料金が安いことだけで選んだしまった結果、補償の適用外だったというケースがあるので、安易な選択は禁物です。料金を安く抑えたい考えは理解できますが、それでも１番重視するべきことではありません。

１番大事なことは、事故が起こった際に十分な補償が受けられる補償内容になっているかになります。

ダイレクト型がおススメ

20代の方にとっては自動車保険が家計の大きな負担になっていると思われるので、そういう方はダイレクト型などを選べば安く抑えることが可能です。
お金がない方も料金が安いだけで選ばないようにしてください。

自分は運転技術が高いので自動車保険であれば何でもいいと考えている方がいますが、それは間違った考え方だと言わざるを得ません。
運転技術が高い人もちょっとした油断で事故を引き起こすことがあるので、運転技術の高さは関係ないと言えます。

車を利用するのはいいのですが、万が一にリスクの備えることはとても重要なポイントになっています。誰かの命を奪ってしまった場合にお金がなくて賠償金を支払うことができないという事態は避けなければいけません。