ゴールド免許の場合、自動車保険の契約にはどう影響する？

免許証を更新するときに、違反や事故を起こさなかった時にはゴールド免許になることがあります。これは自動車保険にも影響を及ぼすものです。

ゴールド免許の条件とは

ゴールド免許になる条件は、5年間の無事故・無違反です。
新規に免許証を取得した人の1回目の更新は全ての人が3年目となりますので、2回目以降の更新の人が対象となります。
自動的に与えられるものではなく、5年間の無事故・無違反という条件を満たした後の最初の更新の時に交付を受けることができます。

長い間、事故や違反をしなかった優良運転者だという判断がされるので、免許証の更新の時にはあまり注意を促さなくてもきちんと注意することはわかっている人だという判断がされているので、免許証更新の時の費用が安くなったり、更新にかかる時間も新しい免許証作成のためにかかる時間をビデオを見て待っているだけというような短時間で終わるというメリットがあります。

自動車保険への影響とは？

実のところ、ゴールド免許の一番のメリットと言えるのは自動車保険です。
保険料は加入した保険の内容によって変わってくるのですが、全く同じ車種で同じ内容の保険で加入を行ったとしても、通常のブルーの免許証の人とゴールド免許の人では毎月の保険料に差が出てきます。

これはやはり「事故を起こさない優良運転者である」ということが大きな理由です。
保険の内容や会社によっても違いますが、7～20％ほど安くなると言われています。

この金額を毎年積み重ねていくと考えると、無事故・無違反を続けることは自動車保険の保険料が安くなるという大きなメリットを受けることができます。

免許証の色が変わったら？

保険の契約期間中に免許証の色がブルーからゴールドに変わった場合に保険料が安くなるのかな？と期待してしまいますが、一度行った契約は契約期間が切れるまでは有効です。

そのため、途中で免許証の色がブルーからゴールドになったとしても、現在契約している保険の期間中はブルーの免許証の保険料のままとなり、次回の保険の更新時にゴールド免許の安い保険料が適用されるようになります。

逆にゴールドだったものがブルーになったとしても、免許証の色を基準に保険料が決まるので、次回の免許証更新時まではゴールドの安い保険料が適用されます。
例えば、ゴールドになって1年目に事故や違反をしてしまった場合、残り4年間はゴールドの安い保険料の支払いになります。