自動車保険の相場料金はいくら？

車は日本には無くてはならない存在になってします。都市部では公共交通機関が至るところまで整備されているので無くても生活できないことはないですが、地方で生活している人にとっては死活問題になってしまいます。通勤だけでなく、通院や家族の送り迎え、買い物など日常生活に大きな支障が生じてしまいます。

車は間違いなく便利なものですが、一方で多くの命を奪っている側面も認識する必要があります。昔よりは明らかに少なくなっていますが、それでも年間約4000人が亡くなっています。

自動車保険はなぜ必要なのか

車を利用するのであれば絶対に自動車保険に加入しなければいけません。
自賠責保険だけで大丈夫と考える方がいますが、それはナンセンスだと言わざるを得ません。

なぜ必要なのかというと、誰かの命を奪ったり、障害を負わせることになれば、多額の賠償金を支払う責任が生じるからです。
ちょっとケガをするくらいであれば自賠責で対処することができますが。

死亡事故の賠償金は少なくとも数千万円かかってしまうので、任意保険までしっかり加入することが求められます。

自動車保険の相場

それでは自動車保険の相場がいくらかかるのかについて見ていきます。
人気が高いプリウスを例にして説明します。

契約内容は対人賠償と対物賠償が無制限、搭乗者保険が1000万円、人身補償保険が3000万円、車両保険が一般タイプという一般的な契約内容になっています。

年間保険料の相場が20歳以下が115000円、21歳～25歳が91000円、26歳～29歳が71000円、30歳～34歳が66000円、35歳～49歳が61000円、50歳～54歳が65000円、55歳～59歳が70000円、60歳～64歳が75000円、65歳以上が78000円になっています。

安く抑えるコツ

20歳以下が圧倒的に高くなっていますが、まだ運転に慣れていない世代が運転するわけなので、高くなってしまうのは仕方ないです。

安く抑えるコツはディーラーなどで契約しないことです。
販売店には手数料が入るので、その分高くなってしまいます。

安く抑えたい方は自分で調べて契約内容を決めるダイレクト型を推奨します。
注意点は安く抑えようとするあまり、補償内容が不十分にならないようにすることです。補償の範囲外だったというケースが少なからずあるので気をつけてください。
やはり安さよりも自分に必要な補償内容になっているかの方が大事です。