自動車保険のランキングでチェックすべき、年齢や等級による保険料の違い

自動車保険を選ぶ時には、どのような基準で選んだら良いでしょうか。
かつては、保険外交員、いわゆる保険レディが自宅を訪問して、保険加入を勧めて来ました。
インターネットのない時代は保険加入をする場合の多くはそのパターンになっていました。

ですが、最近はインターネットで比較をする人が増えています。
インターネット上にはランキングがありますが、どのような視点でチェックするべきでしょうか。

インターネット上にランキングがある理由

自動車保険に加入する前に、あるいはすでに自動車保険に加入しているけども、保険会社を変更したい場合に問題になるのは、保険会社が多すぎて情報がわかりにくいことです。

自動車保険の会社は国内で40社近くあります。
それぞれの特徴をすべて把握している人もいるかもしれませんが、それは特異な人であって、普通は保険会社の用意している商品については無知なはずです。

そこで、参考になるのがインターネット上のランキングではないでしょうか。
ランキングは、各社の比較が出来るようになっており、上位の保険会社が優れていることがわかるからです。

ですが、ココで1つ問題があります。
ホームページやブログによって順位が異なることです。

どうして順位が異なるのか

自動車保険のランキングのサイトを複数見ると、それぞれ順位が異なっていることがわかります。
これは、保険のランキング以外でもよくあることです。
せっかく見つけた情報なのに、見れば見るほどどれを信じたらいいかわからなくなってくるのです。

これにはあるからくりがあります。
順位を付ける時に、何に対する順位なのかが異なるからです。
例えば、保険料の安さの順位ならば、保険料を一番に考えている人が参考にするべきですが、顧客満足度の順位は、必ずしも保険料の安さとは関係がないのです。

安さで比較する場合に見るべきポイント

順位を見る場合も、安さだけで比較する人がほとんどです。
例えば、今加入している保険を別の保険会社に変更する場合、多くの人は今の保険だと毎月の負担が大きいので、1000円でも安くしたいと思っているのではないでしょうか。

保険会社の対応があんまりなので変更したいという人もいるかもしれませんが、それは少数派です。
もし、保険料の安さだけをみたい場合には、保険料に限定した順位を参考にしなければならないのです。

ただ、等級や年齢による違いによって保険料も変わってきますので、そういった細かいことは、サイトに載っていません。
上位3位ぐらいの保険会社の資料を取り寄せて比べてみるといいでしょう。