お子さんが免許を取得し、増車することになったら

お子さんが成長し、免許をとって増車することになるということは、

新規で保険に加入することになります。

年齢条件による割引も低く、等級も新規である6等級からのスタートでは

保険料が非常に高くなってしまいます。

増車する車が新車の場合、車両保険をつけないわけにはいきませんし

保障額も大きいので保険料はさらに高くなることが想像できます。

さらに、若い方の事故率は残念ながら比較的に高い傾向があります。

スタートしたばかりの6等級で事故にあうと大変です。

1年に2回事故をすると、1等級になりとんでもないペナルティをうけることも。

リスクを回避し、保険料負担を軽くするためにオススメなのが「たすきがけ」です。

 

　「たすきがけ」とは

家族間で保険の等級を入れ替えることがいわゆる「たすきがけ」です。

通常ですと、お子さんが増車した場合の

例）

お父さん（50歳）の所有しているA車＝20等級で保険加入

息子さん（20歳）の所有しているB車＝6等級で保険加入

このように家族で2つの保険に入ることになります。

これをたすきがけによって、

お父さん（50歳）の所有しているA車＝6等級で保険加入

息子さん（20歳）の所有しているB車＝20等級のお父さんの保険を引き継ぎ加入

このように保険加入します。

年齢条件を考えると、

お父さん（50歳）の所有しているA車＝6等級　かつ　年齢条件：35歳以上保証

息子さん（20歳）の所有しているB車＝20等級　かつ　年齢条件：全年齢

等級だけでなく年齢条件も保険料を決定する大きな要素です。

たすき掛けをする場合としない場合で、試算してみてください。

家庭としての負担額がかなり変わってくると思います。

さらにセミ（ミニ）フリートを検討してみることをオススメします。

 

　ただし、可能なのは増車時のみです

すでに所有している車同士の等級を入れ替えることはできません。

すでに持っている車の保険を、新しいクルマに与え

既存車にかける保険がなくなったために、新規保険に加入。

結果として「たすき掛け」になった。という流れです。

たすき掛けのチャンスは増車時です。

気をつけてください。