自動車保険の基本でキモ！運転者限定とは？の記事でご紹介しました運転者条件、そして年齢条件。

これらの限定条件を設定すると保険料が安くなりますが、運転出来る人が限られて不便な思いをします。

実は、絶対に条件外の人が運転してはいけない！というわけではないんです。

別の条件を満たせば限定条件以外の人でも車を運転する事ができます。

その条件について確認しましょう。

 

　運転者が他者運転特約に入っている。

以外と知らない！自動付帯の他車運転特約って？こちらの記事でも紹介しました。

運転者が自分の保険に入っている場合、他車運転特約で補償を受ける事ができます。

この場合使われるのは運転者の保険ですので、そこは確認の上車を運転しましょう。

 

　東京海上の「ちょいのり保険」に加入している

東京海上の「ちょいのり保険」が便利です！の記事で紹介しました。

今後、他社でもこのような保険が扱われるとさらに便利になってくるのですが、

今のところ、取り扱いは一社のみなのが残念です。

 

　別居の未婚の子である

この記事ではこの「別居の未婚の子」が大きなポイントです。

結論からいいますと「別居の未婚の子」には限定条件は一切関係ありません。

運転者限定も、年齢条件も「別居の未婚の子」にあわせて設定する必要はないです。

例えば、

県外の大学に通っていて長期休暇の時だけ帰ってくる息子さん

一人暮らしの社会人の息子さん

性別に関わらず、「別居の未婚の子」の「たまにの運転」であれば大丈夫なのです。

 

　結婚歴のある方はこの対象になりません

自動車保険の基本でキモ！運転者限定とは？の記事で紹介しましたが、

一度でも結婚した事がある人は、たとえ独身だとしても「未婚の子」にはなりません。

別居だとしても同じです。気をつけてください。

 

　「主に使用する人」がポイントです

別居の未婚の子が限定条件の対象になるのは、「主に運転する人」がその人の両親の場合です。

近所で一人暮らしをしている子どもに親の車を貸す場合、

その使用頻度によっては保険がおりなくなりますのでお気を付け下さい。

「主に使用する人」の定義はあいまいで、厳密に「月に○○日以上」とは決まっていません

「主に使用する人」がお子さんだと保険会社に判断された場合

限定条件「外」の人が車を運転していると判断されかねないです。